下痢に即効性を発揮したパセトシン
緑内障とはちょっとそれてしまいますが
ひとつ記事を書きたいと思います。
とにかく食べることが大好きなタカナは
おいしいものが落ちていないか
散歩中もしきりに地面を捜索
拾い食いの常習犯です。
先日の夜、散歩中に肉らしき塊を見つけてパクッ
近所の公園ではバーベキューができるため
お肉を捨てていく方がいるんですよね
噛みつかない子なら
口に手をつっこんで取り上げることができるのでしょうが
恥ずかしながら
タカナは噛みつくからできません。
唐揚げの骨などように
長さがあって
口から少しでも出ているものなら
かろうじて取り上げられるのですが、
その肉の塊のようなものは
タカナの口にすっぽり収まっていて取り出せません。
走ったりして口から出すのを待ちましたが
効果はなく
時すでに遅し
咀嚼タイムに入ってしまいました
もう仕方がない・・・とあきらめていたら
数秒もしないうちに吐き出しました。
全部吐き出した感じだったし
その夜は何も問題なかったので安心していたのですが
翌日からタカナのお腹は絶不調
タカナは外でしか排泄をしないので
そのたびに連れ出す必要があり
とても大変でした。
お腹を壊しているときは
ビオフェルミンが効くと聞いたことがあり
獣医師さんも飲ませていいと言っていたので
合計3回ほどのませましたが
効果がありません。
そこで病院を受診して処方していたのが
緑内障の手術のあとにも飲ませていた
おなじみの抗生物質「パセトシン」。
じつは今年の1月にも
今回よりひどい下痢に悩まされ
処方してもらったのがこの薬です。
下痢に抗生物質
と最初は半信半疑でしたが、
お腹の調子を整えるのにとっても有効なのです
現にタカナの下痢もピタリと収まりました。
1月のときも、今回も
飲ませるとすぐに効果を発揮
ワンコの下痢がなかなか治らないときは
獣医師さんにご相談のうえ
お試しください
2ヶ月ぶりの診察
今日はタカナの目の定期検診でした。
右目はもう何も治療をしていないので
左目のみの診察です。
眼圧測定の結果が悪いと
その後がずっと不安なので
最近、診察のときは
朝に3本の点眼をして最善の状態になるようにして
診察にのぞんでいましたが
今日は現実を見つめようと思い
2本の点眼でのぞみました。
結果は29でした。
ちょっと高めですが
問題ない数値。
朝3本の点眼でのぞんだ前回の診察と
同じ眼圧です。
ってことは
3本しなくても良いのかもしれません
ちなみに先生は
飼い主さん(私)に心の余裕があるなら
2本でも良いと思います、とのこと。
迷うところですが
やっぱりギリギリの数値なので
2日おきに朝3本、
そのほかは2本の点眼というルーティーンを
続けようと思います。
眼圧が29だと高い気もしますが
先生曰く(毎回言われますが)
「興奮すると眼圧が高くなります。
これだけ興奮して
29ってことは安静時は20ぐらいだと思いますよ」
とのことでした。
それから私の見解が違っていることにも
今日気付きました。
タカナの左目は緑内障を発症していて
点眼で抑えているのだと思っていましたが、
左目に関してはまだ発症したとは言えないそうです。
発症しているのだとしたら
興奮したときの眼圧がもっと高いはずだそうです。
なんだかモヤモヤとしていますが
長い間、眼圧が落ち着いているので
次回の診察は半年後でもいいですよ、とのこと。
ホッ
半年後だと私としては大変ありがたいのですが
数値的にもやっぱり少し不安なので
3ヶ月後に伺うことにしました。
3ヶ月もあいてしまうので
再三伺ってきたことですが
目の観察ポイントを再び確認させてもらいました。
●まぶたの上から眼球を触ったときに張っていないか
●目をつぶったりしていないか
●元気があるか
※「瞳孔が開いていないかどうか」も以前参考にしたのですが
閉じていても高いことはあるそうなので
あまり参考にならないかも、だそう。
★白目の充血はないか?
とくに目の上部、まぶたの下に血管が浮き出ているときは要注意
眼圧が高くなると
結膜の下にある血管が押し上げられて
盛り上がるようになるからだそう。
赤いというよりは黒く見えるのだとか。
ただしこの状態になると
眼圧が40とか50ぐらいある可能性もあるので
この前に気付く必要がありそうです。
困ったことに
柴犬の場合は白目の部分が小さいので
これがわかりづらいのだとか。
確かに右目のときをふりかえってみると
若干赤いな、ぐらいにしか思わなかったのは
そのせいかも
柴犬の飼い主さんはご注意ください。
それから前にも先生に伺ったのですが
加齢とともに症状が収まる
(緑内障が発症しにくくなる)ということはないのかという
疑問を再びぶつけてみました。
すると
眼房水を過剰に産生するタイプの緑内障の場合は
加齢にともない抑えられる傾向にあるけれど
眼房水の排出路が詰まるタイプの緑内障の場合は
加齢にともない詰まりやすくなることも考えられるそうです。
ガーン
柴犬は後者のタイプが多いので
歳をとったからといって安心できないのですね。
8月の半ばでタカナも9歳。
病気の勢いが収まってくれればと思いましたが・・・
そして今、左目にできることは目薬での予防。
それしかないようです。
じつは犬の緑内障が早期に発見されるようになったのは
ここ5年ぐらいのことだそうです。
それまでは眼が大きくなって(いわゆる牛眼)から
診察にくる子が多くなったそうです。
犬の緑内障も
早くいろいろと解明されて
根本的な治療が確立されればいいなと願っています。
以下の写真は診察から帰宅後のタカナ。
どこかに背中をピタリとくっつけて寝るのが落ち着くみたいです