緑内障の犬と暮らすときに気をつけたい3つのこと
今日の天気予報は雨
午後からのお散歩がまともにできそうもないので
朝の散歩をやや長めにしました。
私が疲れて公園のベンチに腰掛けると
タカナも地面にお腹をつけ
フセの姿勢で休憩中
知らない人や犬さえ近づいて来なければ
外でもリラックスできるタカナです。
右目をつぶるようになって1週間が経過。
先生に言われたとおり
あまり神経質にならず見守り中です。
さて今日は愛犬が緑内障になったときに
生活の中で気をつけたい3つのことをお伝えしたいと思います。
ダッシュはひかえめに
走って血圧が上がると、それにともない眼圧も上がります。
なるべくなら走らせないほうがよいそうです。
とはいえ、犬は走りたいという欲求を強くもっている動物。
興奮して走り出すと
なかなかリセットできないときもありますよね?
そんなときわが家では「タカナ〜」と名前を呼んで、
ステイの指示。
オスワリよりフセの姿勢をとらせたほうがクールダウンしやすいみたいです
目をぶつけない工夫
眼圧が高い状態でテーブルや椅子などの固いものに目をぶつけてしまうと、
当然ながら激しい痛みを感じます。
そのショックで眼圧が上がることもあるそう。
また緑内障の目は、非常に傷が治りにくい状態だとか。
目をぶけない工夫はとても大切です。
わが家ではテーブルの角にぶつけても痛みが少ないように、
人間の赤ちゃんの危険防止グッズ
「コーナークッション」を活用。
手術の後などは、このテーブルごととっぱらって安全対策を万全にします。
もし可能なら不要な家具はすべてとっぱらって
広々したスペースを確保すれば
人間もハラハラせずにすんで良いかもしれません。
それから視力を失った子の場合は
よく言われることですが
模様替えはしないほうがいいですよね。
(テーブルをとっぱらうこととは矛盾かも)
急に家具の配置が変わってしまうとぶつけてしまうからです。
タカナが右目の視力を失ったころ、
室内ではあまりぶつけることはありませんでしたが、
そのいっぽうで
散歩中に私の脚や歩道の支柱にぶつけたりして
「キャーン」と悲鳴を上げていました。
私の不注意で
タカナに痛いを思いを何度もさせてしまったことを
深く反省しています
目を傷つけない工夫
お散歩で草むらのニオイを嗅ぐときに、
目を傷つけてしまいがちです。
視力がある場合は
草が目に入りそうになったときにギュッと目をつぶって対応できますが
視力がない場合は
草が目に入ってくるまで気づきません。
そのため、見えているときより目を傷つけやすくなるそうです。
確かにタカナも右目が見えなくなってから
右目に草が当たってはじめてビクッとしているような。
柴犬などの鼻の長い子は
草が目に入る前に
鼻が先に当たって気づきやすいそうですが、
パグやシーズーなどの鼻のつまった子は
目を傷つけやすいので
とくに注意が必要だそうです。
目を傷つけるのを防ぐために
お散歩中にサンバイザー(目より先にツバが草にぶつかって気づく)や
エリカラ(目を保護)をつけている子もいるとか。
洋服を着せるとフリーズしてしまうタカナ
だからサンバイザーなんてつけようものなら歩かないのは目に見えています。
またエリカラ着用で散歩もしてみましたが
つけていると排泄を我慢してしまう傾向があるので断念しました。
散歩中に草むらが近づいたら
リードを短く持つように心がけ、
目に入りそうなったらリードで制御するようにしています。
あ、でもリードを強く引っ張ると
首が絞まって眼圧が上がりやすくなります。
緑内障の子には、首輪よりハーネスのほうがオススメだという記事をどこかで見ました。
私が聞いて気をつけていることは基本的にこの3つですが、
犬の個性に合わせた生活環境を整える必要があるかもしれませんね。
かかりつけの先生と相談しながら
愛犬にとってよりよい環境をつくってあげてください