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最後のステロイド治療

takana1001_1.JPG

昨日はタカナ[犬]の目の病院[病院]の受診日でした。
写真は帰宅後リラックス中のタカナです。

右目のぶどう膜炎の経過はというと
ステロイドが効いていて
とても良好です。

ステロイドを注射から内服に
変えたことが良かったのでしょうか。
それともぶつけた傷が癒えてきたから[exclamation&question]

いずれにしても良好なのは
うれしい限りです。

痛みはほとんどなさそうです。

眼圧は右目が9、左が24でした。
9ということは
まだぶどう膜炎が残っているのかもしれません。

正直なところ
ステロイドは今回の受診後から減薬していくと思っていました。
ただせっかく良い調子できているので
あと1週間か2週間(1週間後に様子を見てよさそうなら減らす)は
続けてみようということになりました。
ステロイドの量も普通の治療の半分だし、と言われました。

ただ今回の治療を終えて
また炎症がぶり返したら
「摘出」を、
と釘をさされました。

もう重々承知しているので
何度も言われると腹が立つ部分もありますが
そうして徐々に飼い主に
受け入れさせようという気遣いなんでしょうね。

ようやく最近気づきました。

摘出についても少し詳しく聞きました。

まぶたの筋肉は残すので
目を動かそうとしたとか
笑っている(?)とか
ワンコの表情は
筋肉の動きで読み取れるそうです。

摘出後のケアは
ほとんどないそうですが
2週間後に抜糸があるそうです。

入院は必要なく
その日に連れて帰れるそうです。

タカナが長く戦ってきたこと
私が辛い思いをしていることなどを考慮し
どちらもハッピーになる
選択でもあるから薦めると言われました。

あとはよく言われることですが
犬は鏡を見るわけではないから
悲観することもないということ。

前に近所の病院に行ったときも言われたのですが
眼球摘出は
獣医にとって「敗北宣言」になるとか。
どうしようもないときの。

また傷も痛々しいことになりそうなイメージですが
全然そうではなかったからよかったという
飼い主さんからの声を頂くそうです。

それまでよりグンと元気になって
驚く飼い主さんも多いとか。

いろいろ説明を聞くことで
悲観的なことばかりでは
ないことも理解しました。

ただ今は調子が良くなっているので
このまま良くなってくれることを祈るばかりです。

右目のぶどう膜炎に対する治療は
以下の内服の継続
●プレドニゾロン5mg(ステロイド) 1日1錠
●パセトシン250mg(抗生剤)    1日2錠
●トランサミン(止血剤)       1日半錠
●ウルソ(強肝剤)          1日2錠

点眼は
●エコリシン眼軟膏
0924_タカナ3.JPG
を継続

さらに
●ジクロード点眼
takana1002_2.JPG
を追加

ちなみに「ジクロード」は
非ステロイド系の抗炎症作用のある点眼薬で
私が個人的に調べて希望したものです。

白内障の手術のあとに使われる
比較的作用の穏やかな点眼薬です。

ジクロードを先日から少しずつ試してみたところ
どうやら滲みないようです。
ほんの少し好転作用もある印象なので続けたいと思っています。

あとはこれで様子をみながら
1週間後の経過を病院に報告し
ステロイドの内服を減薬するか
あと1週間今の量を維持するか。。。それを決断します。

ちなみに今日のタカナの目は
こんな感じです。
takana1002_1.JPG

かなり赤味はひいて
むしろ青いような印象ですが
目から涙が出ているので
炎症がまだ完全に治まっていない可能性があります。

あと昨日の診察のときに興奮して
白目が真っ赤になりました。

ちょっとした興奮で白目が充血するのは
ぶどう膜炎が疑われる、というような記事を見かけたことがあるので
おそらく炎症はまだ完全にはおさまっていないのでしょうね。

あと1週間か2週間の治療で
完全におさまってくれることを祈ります。

それと気になっていた
タカナの白目の部分にある黒いシミのような
岩のりみたいな付着物についても聞いてきました。
写真は厳しいので
図をアップさせていただきます。
takana1002_3.JPG

先生曰くレーザー治療によるものだけれど
これが痛みの原因になっているのは
考えにくいとのことでした。

正体はつかめないままでしたが
悪さをしていないなら
ほっと一安心です。





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コメント 2

おここ

アヤチルさん、こんばんは! ご無沙汰しております!

タカナちゃんの炎症、このまま落ち着いてくれるといいですね…。
どうかどうか、よい方向に向かいますように…!

うちのおもちですが、左目のほうが少し落ち着いたということで
皮膚炎のほうに力をいれておりました。
なんとなくダニやノミみたいな気もするので
フロントラインをした後、いつもより念入りに部屋の掃除をしたり
餌の酸化した脂分をお湯で抜いてからあげたり、と
試せることを試しております。
効果は少しあるみたいなので、このままがんばろうと思います。

しかし、今度は右目のほうが少し気になるようになりました。
もともと初発の白内障なのですが、ここ最近になって
涙がよくでるようになったり、充血がひどくなったり、で
もしかしてブドウ膜炎の初期じゃないのかなぁと思ったり…。
ジクロードをすると、赤みがスーっと落ち着くのでよいのですが
まぶたから触れると、少し張ってるようにも感じますし…
明日、獣医さんにいって診てもらおうと思っています。

部屋が少し暗いと、当然ながら散瞳するんですが
それが左目の緑内障のときとダブってしまって…
光を当てるとちゃんと反応して縮瞳するので大丈夫だとは思いますが
とにかく…怖いです…不安です…;;

左目も、このままずーっと安定ということはまずない、と
獣医さんはおっしゃいますし、爆弾であることには変わりありません。
右目ともども、なればなったで闘うしかないのですが…
かなり精神的にキツいものがあります…。
大丈夫、きっと大丈夫と自分に言い聞かせるので精一杯です…。

お金がいらなくて、いつでも診察してくれて、何でも治してくれる
そんな夢の獣医さんはいないのかしら…;;

なんだか、辛い気持ちをぶちまけるだけのコメントとなってしまいましたが
どうか許してくださいね。
お互いに、いとしい愛犬のために、もうひとふん張りしましょう…!
by おここ (2013-10-03 19:32) 

アヤチル

おここさん、コメントありがとうございます!
辛い気持ちでも何でも
どんどんぶつけてください。

私がこのブログを書き始めたのは
タカナが今受けている治療法をお薦めしたいのではなく
治療を選択するうえでの
参考にして欲しいからです。

おここさんが残してくださるコメントは
有益なものが多く
ここを訪れた方が参考にしてくださるのではないかと思っています。

飼い主さんの気持ちの部分も
読んでいる方の参考になると思いますから
どんどん書き込んでください。


おもちちゃんの左目のほうが落ち着いたとのこと、
良かったですね!

皮膚炎もあると大変ですね。

タカナの散歩の途中でときどき会う
柴犬の子がたしかアトピーで
シャンプーを週1でする治療をやっていて
症状が落ち着いていると言っていました。

なんでも古くなった角質がうまく剥がれないから
かゆみが起きるので
シャンプーで洗い流してしまおうという治療法のようです。

人間でいう「ピーリング」みたないものでしょうか?

たしか、先生が「脱ステロイド」だとおっしゃっていて
内服による治療はほとんどしてなかったような・・・


左目のほうも気がぬけないですね。
そのお気持ちすごくよくわかります!

タカナの左目も症状は違いますが
ラタノプロストなしでは
眼圧がコントロールできない状態になっています。
しかも1日3回。

1日2回にしてしまうと眼圧がすぐに上がってしまいます。

だから瞬きが多くなると
とても心配になります。

つぶっているのか、単なる瞬きなのかと。

縮瞳による痛みがあるなら
それも心配ですが
眼圧が高くなってしまうことは
なんとしても阻止したいので
多少我慢してもらっています。

右目のぶどう膜炎も今のところ順調です。

来週の火曜に先生に状況を電話で伝えて
おそらくあと1週間ほどステロイドの内服を続け(涙がいまだにでているので)
その後に減薬することになると思います。

減薬しても炎症がどうか出ませんようにと
祈るばかりです。

また詳細は近日中にブログにアップしますが
おここさんもまたぜひ遊びに来てくださいね。








by アヤチル (2013-10-06 11:00) 

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