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ぶどう膜炎になると眼圧が下がる理由

0723_2タカナ.JPG

今日はタカナ[犬]の目の病院[病院]に行ってきました。
写真は疲れ果てて
帰宅後に玄関先でゴロンしているタカナです。

最初はタタキの上で寝ていたのですが
カラダが冷え過ぎたのでしょうか[exclamation&question]
気づいたら玄関マットの上に移動していました。

さて今日の診察の結果をお伝えしますね。

「見た感じ眼圧は高くなそうだし
眼圧測定はしなくてもよさそうですね」と
先生がおっしゃってくださったのですが
緑内障の目薬を1日1回に減らしたばかりで眼圧が気がかりだった
右目だけを測ってもらうことに。

結果、右目の眼圧は9

1週間前の右目の眼圧は7。
眼圧の数値だけで
すべてを判断できるわけではないそうですが
少しずつ眼圧が戻り始めていることから
ぶどう膜炎は良くなっていると言えるみたいです。

写真ではわかりづらいかもしれませんが
昨晩あたりから赤みがだいぶひいて
明るいぶどう色が
暗いぶどう色になったような印象です。
0723タカナ.JPG

ズームアップするとこんな感じ。
0723タカナ目のアップ.JPG

もっと高性能のカメラで
私がそれを使いこなせれば
わかりやすい写真をアップできるのでしょうけれど・・・

写真ではわかりづらいので
文章でフォローをします。

右目の様子はというと
目の上側や白目との境あたりが青っぽいというか
黒っぽくなってきて
先週と比べると
じわじわと赤みがひいている感じです。

痛みはなさそうであること、
ステロイドはそろそろ限界かもしれないこと
(少し嘔吐ぎみだったり、散歩中に異常に草を食べたがるなど内臓に負担かかってそう)を
先生にお伝えすると、
ぶどう膜炎はずいぶん抑えられているし、
ステロイドの内服は
今日から止めても良いと言われました。

よかった〜[演劇]

ステロイドの内服は
通常は徐々に減らしていきますが
タカナの場合はすでに半錠(最少?)の量で飲んでいたので
今日からいきなりやめてしまっても大丈夫だそうです。

ただ、これまで眼内出血が長く続いたことを加味して
眼内出血の予防に
止血剤の「トランサミン」は
もう少し続けて飲むことになりました。

ちなみにトランサミンには
止血+炎症を抑える効果があるとか。

それとステロイド系目薬「ステロップ」も継続です。

さて早く治ってほしいぶどう膜炎ではありますが、
治りかけは少し注意が必要だそう。
眼圧が上がり過ぎる恐れがあるとか。

ぶどう膜炎になると
一般的に眼圧は下がる傾向にあります。
タカナの右目の眼圧が一桁なのも
そのせいです。

ぶどう膜炎、つまり目の中で炎症が起きているときは
目の中はそれを抑えるのに大忙しなので
房水をつくる余裕がなくなるからだとか。

ところがぶどう膜炎が治り
再び房水がつくられるようになったときに
それが過剰になると
眼圧が上がり過ぎてしまうこともあるそうです。

このときにいかに正常値をキープできるかが
今後の治療のカギ[パスワード]となるそうです。

正常値をキープするには
タカナの目を注意深く観察しながら
目薬をさすしかないと思います。

あとはタカナの治癒力を信じるのみです[exclamation]

でもこのとき眼圧をうまくコントロールできれば
大きな山を越したと言えそうです。









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コメント 4

rucco

こんにちは♪

タカナちゃん、回復してきているようでよかったです(^^)

目のシミ?の方はどうですか?
小雪は去年の秋頃、やはり目の中に丸いシミを見つけて心配した時がありました。
ネットなどで調べてみるとメラノーマなんていうのもあり、しばらくはびくびくしながら様子を観察しました。
その後、だんだん薄くなる感じで広がりいつの間にか馴染んでしまいました。
今考えると、白内障で起きた炎症の一つだったようです。

小雪は先週から眼圧がぐっと下がり、一昨日からキサラタンが必要なくなりました。
炎症も治まってきたようです。ただ眼圧が8とか10、低いと6とかなので下がり過ぎ…と気にはなります。

でも緑内障の一山をとりあえずは越えられたようです。欲張ると、視力を残せなかったことや眼圧が低いことが気になったりしますが、これからも小さな変化を見落とさないようにしながら起きたことにベストを尽くしていきたいと思います。

今日は休診日。
小雪もの~んびりしています。

元気でいつも通りに過ごしていてくれることが一番ですね。

by rucco (2013-07-24 14:12) 

アヤチル

小雪ちゃん、キサラタンが必要なくなって良かったですね!
大きな前進ですよ!!!

ruccoさんの「ベストを尽くしたい」という言葉が
胸にジーンときました。
小雪ちゃんは白内障もあったので
タカナよりもずっと治療が大変だったはずですから。

いろいろ後悔もあるかもしれませんが、
今自分たちができることをやるしかないですよね!

私も「タカナのためにベストを尽くせる飼い主」でありたいと思います。

ちなみにタカナの目のシミは、やや薄くなったような気もしています。
小雪ちゃんみたいに馴染んでいくことを祈ります!!


by アヤチル (2013-07-26 18:57) 

みぃにゃん

ブドウ膜炎は緑内障とまた別物なんでしょうか?
緑内障と戦ったいる柴わんこさんのブログいろいろ拝見しますが
ホント完治してほしいですね。実はステロイドは私も難病持ちでずっと20年以上服用しています。肝臓の値が高くなるんですよね。少量服用していたらなかなか薬のやめ時って難しいですがなんとか痛みなどが軽減されてほしいですね。
がんばってほしいです。
by みぃにゃん (2013-07-26 23:17) 

アヤチル

ぶどう膜炎は、目の中(虹彩、毛様体、脈絡膜)の部分に炎症が起きる病気です。
目の病気としてはメジャーなものなのみたいです。
外傷性によるもの、ほかの病気から起こるもの、いろいろあるみたいですが、
その多くは原因を特定できないそう。

タカナの場合は、度重なるレーザー手術により、
目が弱くなってしまったためにかかったと思われます。

気をつけたいのは
ぶどう膜炎から緑内障を発症するケースが少なくないこと。

緑内障に転じやすい原因のひとつは、
炎症によって目の中にできた『にごり』だそうです。
にごりの正体は、白血球などの炎症細胞や、破壊された組織の断片。
それが房水のパイプに目詰まりを引き起こすみたいです。

なので、二つは密接な関係みたいです。

みぃにゃんさん、ステロイドを服用されているとのこと。
少量とはいえ、
不安も多いことと思います。

お大事になさってくださいね。



by アヤチル (2013-07-27 10:08) 

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